Moco For LUFA

Moco For LUFAはmorecat氏が開発されたArduino UNO、ATMEGA32u4で使えるシリアル-USBMIDI変換用ファームウェアです。Arduino UNOで利用するとArduinoで作ったMIDI機器を追加ハードウェアなしでUSB-MIDIとして認識させることができます。

Arduino UNO上のATMEGA8U2(UNO Rev2)やATMEGA16U2(Rev3)にはあらかじめDFUブートローダが書き込まれているため、USB接続だけで書き換えが可能です。

注意

Arduino UNOのUSB-シリアル変換用AVRのファームウェアを書き換えるため、書き換え後は通常の方法でのスケッチのアップロードができなくなります。先にスケッチを書き込んで動作を確認してから、DFUを使った書き換えを行ってください。
元のファームウェアに戻す場合は
(Arduinoのフォルダ)\hardware\arduino\firmwares\atmegaxxu2\arduino-usbserial

内にあるHEXの中からArduinoにあったものを書き込んでください。
(Arduino-COMBINED-dfu-からはじまるHEXではありません。)

必要なもの

DFUモードで接続する

  • Arduino UNOのUSBケーブルを抜く
  • 8U2/16U2の近くのピンヘッダ(ICSP端子)の5ピンと6ピンをショートさせる。
    (画像の赤丸のピンを抵抗の足などでショートさせます。)

    dfu2.jpg

  • ショートさせたまま、USBケーブルを接続してUNOの電源LEDが点灯したら離す。
  • デバイスマネージャなどで認識されているか確認する
    このとき認識された名前を覚えておくこと。(AT90USB82、ATMEGA8U2など)

    dfu1.png

DFUブートローダを使ってファームウェアを書き換える

(Windowsの場合)

  • DFUモードで接続したあと、FLIPを起動する

  • 書き込み

    dfu3.jpg

    1. デバイス選択
      先ほど確認したデバイスを選択する
    2. 接続
      USBを選択する
    3. File - load hex fileでダウンロードし解凍したmoco for LUFAのHEXファイルを選択する
    4. Runを押すと消去・書き込み・ベリファイが行われる

  • 書き込み終了後、Start Applicationのボタンを押すか、USBケーブルを抜き差しするとUSB-MIDIとして認識される

(Macの場合)

以下を参照してください。